BLOG ブログ

境界について

池田務土地家屋調査士事務所

ご自宅や所有する土地に境界標はありますか?

境界を結んだ線がご自宅の敷地や所有する土地の範囲を明確に示すものです。
境界標(コンクリート杭,金属製のプレートや鋲,プラスチック杭)が境界を示すものです。
多くの方が見たことがなかったり,知らなかったりすると思いますが,その場合は一度敷地の周りにあるか確認してみてください。
もし,境界標がどこにあるのか分からなかったり,無い場合は,境界標を設置(復元)することをお勧めします。
土地家屋調査士は境界標を設置(復元)するための知識があり研修も受けいますので,お近くいる土地家屋調査士に相談してみてください。
土地家屋調査士は境界標設置(復元)の能力がある資格者です。
無いからいって隣接地の所有者や管理者に無断で設置してしまうとトラブルなってしまうことがあります。
インターネットで○○県土地家屋調査士会と検索していただくと調査会のホームページが開きます,そこから近隣にいる土地家屋調査士が見つかると思います。

★無いと困ること

① 建物を建築する,建て替えをする,カーポートや物置などを設置する,塀へ生垣等を設置したい場合に位置を決めることが難しい。
② 所有する土地の範囲が明確でないと,売買や人に貸すときに所有する土地の範囲が明確でないと契約がすぐにできない場合がある。
③ 境界標の代わりに植栽や地物が境界になっている場合がありますが,枯れたり,工事等で無くなってしまう。
④ ③のようなものが境界標のかわりになっていることを忘れてしまう,設置した人が忘れたり,いなくなってしまい境界が不明確になる。

★境界標の設置(復元)をお勧めする理由

境界標を設置(復元)するには隣接地所有者の立会確認も必要になります。後回しにすると隣接地所有者や管理者に連絡が取りずらい又は所有者が不明となってしまうこともあります。昨今,空き家になっているお宅も増えてきていてニュースにもなっています。そうなると,余計に時間や調査費用がかかることとなります。
隣接地所有者がわからなくても境界を明確にする方法(筆界特定,境界確認訴訟等)はありますが,時間と費用がかかります。

CONTACT
お問い合わせ

土地や建物の調査・測量・登記の
ご相談はお任せください。